まんまるが居間に佇む

日々のへんてこ事件・のほほん時間の覚え書き。

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いま、流行っているのか?

久々の電車話を。
ちょっとでも学校に通うと、いろんな人に出会うもの。

その日は午後からの講義だったので、
その前に1時間くらい学校の図書館にこもれるよう、
午前10時前に駅に行った。
始発駅なので、もう電車は着いている。
ホームをてくてく歩いて先頭から2両目の車両へ。

弱冷車じゃないと、寒くて耐えられない。
家では冷房してないからねぇ。
もちろん、車内では上着着用。
弱冷車じゃない車両では、上着はもちろん、
ストールをひざに掛け、さらに熱いほうじ茶を飲むぞ。

それにしても、
上着の持ち運びって、結構かさばるのが悩みだ。
ついに携帯サイズにたためる上着を注文してしまった。
この時期なので、当然バーゲンで♪
それはそれとして。

端っこが好きな私は、7人がけシートの端に席を占めた。
いそいそと上着を着、リュックから教科書を取り出し、
耳にヘッドホンをセットした。
前日の講義のMDを聴きながら、終点まで行くのだ。

こうして準備完了したところで、
先頭車両寄りの優先席から妙な音が聞こえてきた。

その席には、二人の女性が座っていた。

一人は60代前半と思しき、髪が短く痩せ形の地味な女性。
なんだか複雑な表情をしている。

もう一人は70代らしき、ふくよかで品の良い和服の女性。
薄い緑の訪問着に黒くて薄い羽織のようなものを重ねている。
一目で高価なものを着ているな、という印象のその人から、
変な音がしていた。

「パチン・・・バチッ、パッチン・・・パチン・・・」

彼女はタウン誌のようなものを膝の上に広げ、
空席の目立つ電車の中で、
ただひたすら手の爪を切り続けていたのだ。
口元に微笑みさえ浮かべて。

よく、電車内でのマナー違反として「化粧」が取り沙汰されるが、
いわゆる身繕いという観点からすると、
爪切りだってマナー違反じゃないのか?

それに、爪が伸びるのは生理現象であって、
だから爪切りというのは、
その意味においては排泄行為と同義と思われる。
公共の場で他人のそれを見せられるのは不快なものだ。

だって、家庭の中でさえ、
お父さんが切る爪が飛んでくると、
「きったないわねぇ!お父さん、飛ばさないでよ!」なぁんて、
急に怒ったりしませんか、そこのお嬢さん。

ともかく、そういうことを、
分別盛りをとっくに迎えておられるであろうご婦人が、
臆せずなさるというのは、いかがなものか。ふー。

まぁ、手の爪切りなんて、せいぜい10コ分ですから、
時間的には知れてますがね。
少なくとも、見るからに迷惑そうでしたよ、隣のご婦人は。

その後、無事に学校に着いた私は、
図書館での用事を済ませ、教室で講義を受けた。
講義は前半100分、後半100分という苦行難行(汗)
その間に10分の休憩が入る。

その日はちょっと眠かったので、
10分の休み時間にうたた寝をしようと、机に伏せた。
その時、右後方から変な音が聞こえてきた。

「バチン、バチッ・・・パッチン・・・バチッバチッ・・・」

心の中で「うるせーな」と舌打ちしつつ振り返れば、
これまた我と同じ学生である男性が爪を切っている。
年の頃なら67、8というところか。
日焼けしてずんぐりむっくりした感じの、地味なおじさんである。
そいつが、学生仲間のおじさんとにこやかに会話しながら、
バチバチと爪を切っているのである。
おーいオヤジ、その切った爪、机から払い落とすな!

ここに至って、私は思った。

今の、いわゆる高齢者は、
「つつましさ」や「はじらい」や「人目をはばかる」なんてのを
お忘れになっているのだろうか。
だって、そういう年代の人たちが、若い奴らに対して、
そういうものの欠如を非難しているじゃないか。
おかしくないか?

それとも「お外で爪切り」が今、高齢者間でブームなのか?

とにかく幾つになったって、
「人に不快な思いをさせない」のは人類共通のマナーだと思うが、
世間さまはいかがお考えか?
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