まんまるが居間に佇む

日々のへんてこ事件・のほほん時間の覚え書き。

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卒業試験顛末。

去る2月8日14時30分より、卒業試験に臨んだ。
当日は、通院中の病院に行く日であった。
何とも慌ただしいことではあったが、
よんどころなき事情により、どちらの予定も変更不可。

なお、この日は、
私の体調と試験が心配な相方くんが、
有給とって付き添ってくれることに。
ほんとに申し訳ない(汗)

ということで、朝9時には病院へ。
治療終わって10時30分。
とりあえず、乗換駅まで移動して、
あったまる為に紅茶専門店へ。

ちっさいスコーンとロイヤルミルクティーで暖を取りつつ、
治療が思ったより早く終了したことに安堵。
いつもは痛い痛い治療も、今回はちっとも痛みなし。
ひょっとして、今日はついてるかも?

その後、学校の最寄り駅まで移動して、
お昼を食べることに。

学校までの道すがら、
今まで気が付かなかった店を発見。
居酒屋なので、気が付かないのも道理なのだが、
焼き鳥がメインの店らしい。
ランチメニューは3種。
焼き鳥丼・そぼろ丼・鰻丼。

鶏肉大好きな私は、
再び「ひょっとして、今日はついてるかも?」と思いつつ、
相方くんと共に、その店に入った。

お店の女将さんは、
私が脱いだコートをハンガーに掛ける相方くんを見て、
「うらやましいです〜♪」などとおっしゃる。ちょっと照れる。

私はそぼろ丼、相方くんは焼き鳥丼を注文。
二人でちょっとずつ分け合って食べる。
焼き鳥が香ばしくて美味しく、卵のそぼろも香りがよく美味しかった。
肉そぼろがもう少し薄味だったらなぁ。

美味しいお昼ご飯に満足して、ゆっくり学校に向かった。
まだ1時間30分ほど余裕がある。
近くのモスバーガーでお茶を飲むことにした。

ところが、モスの座席は狭く、落ち着かなかった。
お茶飲んで、そそくさと店を後にする。

もう、ここまで来たら、学校まではすぐなので、
とにかく学校に行ってしまい、
控え室で自分の卒論を読むことにした。

ところが、学校で係の人に訊けば、
「今日は色々な面接があるので、控え室が取れなかったんです〜」とのこと。
仕方がないので、研究棟のソファで待つことになった。

二人で卒論を読みつつ待っていると、
案外時間の経つのは早く、あっという間に試験の時間が近づいてきた。
試験が行われる部屋の前の廊下に移動した。

所在なく、でも、どきどきしながら待っていると、
小旅行用のカートをガラガラ引きずった学生らしき男性が登場。

「あなたも卒業試験ですか?」とその男性に問われ、
「そうなんです。もうどきどきで(汗)」と答えると、
「大丈夫ですよ、意地悪な質問や細かいことを訊いたりしませんから」とのこと。
どうやら、彼も私と同じ指導教授で、一足先に卒業試験を受けたらしい。

彼の説明によると、中にいる先生は指導教授と行政法の教授、
他に指導教授のお弟子さんとのこと。
我々学生が予め学校から知らされているのは、
卒業試験は2名の教授から口頭試問を受けるということなので、
(3人かぁ・・・(汗))と、心の中で思う。

そんな私の顔色を察した男性は、
「大丈夫ですよ、お弟子さんはただいるだけですから」と勇気づけてくれる。

そうこうするうちに、
私の前に試験を受けていた人が部屋から出てきた。
私は相方くんに「行ってきます」を言う間もなく、
中から呼ばれて慌ただしく入室した。

さて、緊張の極みにいる私。
学籍番号と氏名を言って「よろしくお願いします!」と頭を下げる。
指導教授の顔を見て、緊張しまくった挙げ句、
ダッフルコートを着たまま、思わず着席してしまう。
それを見て、指導教授は「暑いかも知れないから、コート脱いでいいよ」とひと言。

慌ててコートをもそもそと脱ぎ、
心の中で(スーツでよかった〜)と安堵。
流石にジーンズにセーターではまずいだろうと、
この寒い中、久々にスーツを着てきたのは正解だった。

まず、指導教授から行政法の教授並びにお弟子さんの紹介を受けた。
緊張していたので、行政法の教授のお名前は、もう覚えていない(汗)
お弟子さんの方は、卒論指導のときにお見かけしていたので存じ上げていたが。

次に、指導教授から最初の質問が。
「じゃあ、卒論のテーマを選んだ理由と、
そのテーマで卒論を書いて得られた結論を5〜6分程度で話して下さい」とのこと。
その際に「僕はもう何度も君の論文を読んでいるから分かっているけどね」と、
言い添えて下さった。

ところが、こんな簡単な質問がうまく答えられない。
話がどんどんそれていって、訳分かんなくなってしまう私。
指導教授が見かねて、
「じゃあ、体勢を立て直すために、行政法の先生から質問を受けようか」と、
助け船を出して下さった。

行政法の先生は、
「あなたの論文は大変重厚なので(170頁、9万字超)、
僕はまだ全部は読んでいません。
でも、目次に行政と書いてあるところは読みました」とおっしゃった。
よ、読んでないのですか(汗)

その先生は質問をなさらず、
行政法の観点からみた論文内の間違いを指摘して下さった。
行政法には適用外のものが多くて、ややこしいのだそうです(滝汗)
しかも「具体的な規定がないから、あかんのじゃ!」というような私の指摘は、
行政の長がきちんとその権利を行使しているか否かにも左右されるため、
妥当ではないのだとか。
何のことか分からないでしょ?私も分かりません(汗)

その後、指導教授のお弟子さんから質問が(驚)
なぜ、お弟子さんにまで質問されてしまうのかしら、と思うが、
私の論文テーマがご専門なのだそうで、
その流れから質問があった。

「あなたは、何をもって『医療崩壊』と言っているのですか?
その定義をお聞かせ下さい。」

卒論のテーマが「医療崩壊」及び「医師法21条」なので、
このような質問があったわけだが、
緊張でしどろもどろになりつつ、何とか答えることができた。

まだ他に質問されたような気がするが、
もはや質問もろくに耳に入らない私としては、今や記憶にありましぇん(涙)
途中で「すみません、緊張して(汗)」と申し上げたら、
指導教授が笑って「何も取って食おうってことじゃありませんから」と、
おっしゃって下さった。行政法の先生も、お弟子さんもちょっと笑う。

そして最後に指導教授から、
「どうして医師法21条が憲法31条違反なのか、話して下さい」と質問された。
もう、これ以上はないというくらい、しどろもどろになりつつ、
でも何とかかっちりと結論づけて話すことができた。
ここで指導教授が深く頷いて「なるほど」とおっしゃった。

これで試験は終了。
終了を告げられたので気が抜けた私は、
指導教授に「私の論文にサインをいただけますか?」と尋ねた。
お弟子さんは何故か爆笑していたが、
指導教授は何ごとかしばらく書き付けて下さっていた。

次の受験者を廊下に呼びに行き、
指導教授から自分の卒論を受け取った私は、
お礼を述べながら、慌てて退出した(次の人の試験時間が迫っていたので)。

部屋を出てドアの外で待っていた相方くんに、
「頭真っ白で、なんにも答えられなかった〜」と言うと、
彼は部屋の外で聞き耳を立てていたらしく、
「ちゃんと答えられていたよ♪」と慰めてくれた。

とにかく緊張が一気に緩んで、
その場から動けなかったので、
とりあえず、指導教授のサインを確認しようと、
自分の論文を開けたその時、
あまりの驚きと喜びで涙があふれてきた。

私の卒論のタイトルの下には、
先生のお名前と共に、こう書かれていたのだ。

「ちゃあさんへ
 大変よい論文でした。
 今後の活躍を期待して」

心が震えるとはこのことなのか、
とにかく涙が出て出て困った。
相方くんが傍らで嬉しそうに、
「だから言ったでしょ。わしのちゃあなんだから、当然だよ♪」と言った。

勿論、教授は私の論文をご自分の手元に残さないことを選択されたので、
実際はそれほどよい論文ではなかったのだろう。
でも、めったに褒めない教授が褒めて下さったということが嬉しい嬉しい。

ところで教授、
あのようなお褒めのお言葉を戴けるということは、
私、卒業できるということなのでしょうか?
もう卒業式用スーツ、買っちゃいましたけど(汗)
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