まんまるが居間に佇む

日々のへんてこ事件・のほほん時間の覚え書き。

<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | - | - | -
<< 覚醒の理由(その2) | main | 勘弁しておくれよ(怒) >>

覚醒の理由(その3)

あ、すみませんが、その1から読んで下さいね。
失礼な間違い電話で起こされ、再びすんなりと眠りにつけない私は、
しばらく考えてみた。
これらの電話は、単なる間違い電話なのだろうか?

まず、オオモリは明らかに女性を想定して電話している。
しかも、こんな早朝に電話するのだし、あの声の感じからしても、
相当親密な関係にある女性に対する電話のつもりだったのではないか。

しかし、そんなに親密な女性だったら、
声を聞けば、それが目当ての女性か否かくらい分かるのではないだろうか。

それなのにオオモリには、その気づきが全くない。
こんな非常識な時間に電話しても構わないような付き合いの女性の声が、
他の女の声と区別できないなんて、あるのだろうか?
そんな鈍感な男が、この世にいるのだろうか?
「オレオレ詐欺」の電話ではないのだ。
切迫した状況からくる聞き間違いなどとは違うのだ。

さらに言えば、
こちらの返答はとても他人行儀(赤の他人だから当然だが)なのに、
オオモリは全く意に介さなかった。
友達からの電話に、冗談で「どちら様?」などと訊く人はあろうが、
それは声色に冗談の雰囲気が出るものであり、
赤の他人からの「どちら様?」とは、全く別のものである。
両者の区別が、オオモリにはつかないのだろうか。
いい年した40がらみの男が??

ここまで考えて、私はひとつの想像に行き当たる。

「オオモリは、普段からその女性に邪険にされているのではないか?」

オオモリは普段から、その女性に邪険にされ続けているから、
電話で冷たい対応をされても意に介さないのではないか。
それでは、二人は親密な関係ではない、ということか?

しかし、親密でもない女性に早朝に電話して、
好印象をもたれるなどということは、ありえない。
むしろ決定的に嫌われるのがオチである。

また、オオモリは男性(相方くん)の声を聞いてから、
しばらくの無言の後、いきなり電話を切っている。
オオモリの電話が、
通話相手の女性のそばに男性がいないことを想定している証だ。
しばらく無言が続いたことから、
突然の展開(男性の登場)に、かなり動揺していることが分かる。

だが、オオモリがその女性と本当に親密なら、
黙って電話を切ったりするだろうか。
むしろ怒って「お前は誰だ!」くらいは言うのではないか?

考えれば考えるほど、オオモリの電話は不自然なのである。
すると突然、あの言葉が脳裏に閃いた。

ストーカー。

そもそも午前5時に電話するというのは、
相手がいくら親しい間柄であっても、尋常ではない。
大抵は緊急連絡である。
だが、オオモリの様子では、それはあり得ない。

またオオモリ本人は、通話相手と親密なつもりで会話していたが、
相手の反応が他人行儀であっても意に介さない。
これは、相手のそうした対応に慣れているということではないか。

そして、相手が男に代わると電話を切る。

オオモリは、ひょっとしたら、
誰かをストーキングしているのではなかろうか。

考え過ぎなのは承知の助だが、
私が相方くんの声を聞かせたことで、
本来電話に出るはずだった女性が大変な目に遭わないだろうか。

どこの誰だか知らないその女性を、
今、私は密かに心配しているのである。

(終わり)
家の中の話 | permalink | comments(0) | - | - | -

スポンサーサイト

- | permalink | - | - | - | -

この記事に対するコメント

コメントする