水なすの糠漬けであった。
贈り主は、昨年の夏期スクーリングでご一緒したTさん。
彼女は今年もスクーリングを受けていたので、
折角だからと先月、横浜でお夕飯を一緒にしたのだ。
もちろん相方くんも一緒である。
しかぁし、彼女には、実は卒業祝いのワインも頂いているのである。
まさに、頂きっぱなし(汗)
横浜でのお夕食は、ワインのお礼のつもりだったのだが(滝汗)
そんな訳で、早速彼女にお礼の電話をかけた。
そうしたら、彼女の第一声は以下であった。
「お夕飯に間に合いましたか?」
確かに16時頃に水なすは到着していた。
何と彼女は、
我が家のお夕飯に間に合うように水なすを送ってくれたらしい。
とてもとても感激した。
今時、そんなところまで気遣いができる人は、そうはいない。
彼女によれば、
その水なすは大阪ではぷっくりした形に育つのだが、
他の土地で育てると長くなってしまうのだとか。
そして、そのなすは金気を嫌うので、
包丁で切るのは最小限にして手で裂くといいのだそうだ。
早速、彼女の言う通りにして食してみた。
一つずつ糠床ごとパックしてある袋を開けると、
たっぷりの糠床の中から、絞れそうなくらいに水分をたたえた、
ぷっくり可愛らしく太ったなすが♪
ざっと洗ってへたを取り、軽く包丁で十字を入れ、
手で裂いて口に入れると、これがまぁ!
何とみずみずしいことか!!
こんな美味しいなすの糠漬けなんて食べたことがない。
塩気は強からず弱からず、なすのほのかな甘みがうれしい。
本当に美味しい。生きててよかった♪
相方くん共々、大感激しながら食べ終えて、
ふと見れば、なすの抜け殻のようになってる糠床が!
ふっふっふ♪
労せずして美味しい糠床を手に入れてしまった♪♪
という訳で、
水なすの袋を開けて中身を食べてしまう度に、
残った糠床を集めて、茄子やキュウリ、キャベツなど漬けてみる。
ふっふっふ♪
やっぱり美味しく漬かるじゃん♪♪
ただ、どうしても糠床がゆるいので
(もともと水分の多いなすを包んでいたからね)、
毎日精米する時に残る糠を混ぜてやる。
これで美味しい糠床、キープできるかな?
美味しい水なすと美味しい糠床をプレゼントしてくれたTさんに、
感謝感謝!!
この記事に対するコメント